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TITLE 【8/14・ 2004】

先日上野駅の書店で一冊の本を手にした。
半日で歩ける 江戸・東京散歩35選 のんびり、ゆったり歴史情緒を楽しもう』という本で早速購入した。ウォーキングに適したコースがJRや地下鉄の駅を起点に35コース紹介されている。通勤電車の中で読んでみたがなかなか良く書けている。
数日後、今度は蒲田の書店で『ひばり裕次郎 昭和の謎』(吉田司著:講談社)と出会った。
美空ひばり・石原裕次郎・中村錦之助(萬屋錦之介)・渥美清の物語から戦後日本の精神史を読み解く『ひばり裕次郎 昭和の謎』で、吉田司氏はプロローグでこう書いている。



この物語のもう一つの特色は、ひばりや裕次郎本人たちの大活躍とともに、彼らを陰から操った<街>の磁力というか、生まれ育った<場所>の魔力のようなものが、物語の主人公として登場してくることだ。彼ら四人はみんな<街の子><巷の子>だった。

例えば、暴力団山口組の田岡一雄と同盟関係ともいうべき親密なつながりを持ったひばりの家系をたずねると、隅田川沿いの南千住、貧しい石炭商に行き着く。そしてそこには石炭運搬の川筋者=入れ墨姿のヤクザ、人足が斬った張ったをくりかえす荒くれ世界なのだった。



隅田川を挟んで、南千住の対岸となる鐘ヶ淵で小中学校を過した懐かしさと、美空ひばりの心のふるさとを確かめたいという好奇心で、『千住宿』をめぐってみようと思い立った。
この異常な暑さのなかでさえ、『千住』は私をひきつけるだけの十分な魔力と磁力を持っているにちがいない。

それでは、「千住宿」のモデルコースに沿って、千住散策を開始する事にしよう・・・。

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